つわり軽減したい!ひどい吐き気とよだれがつらい
つわりでひどい吐き気や大量に出てくるよだれで悩まされたり、食べられなかったり妊娠初期に悩まされることがあります。この記事では、つわりを軽減する方法や、他の人がどんなつわりに悩んでいるかを共有します。
何を隠そう、筆者もつわりに3回悩まされ、初産の際にはなんとつわりで入院しました
その頃思っていたこと、「なぜ世の中はつわりを軽視するのだろう・・情報も全然ない」という途方に暮れた思いでした。
意外とヒドイつわりの人ってそんなに周囲にいないんですよね。でもそれは周囲にいないだけで、実は結構いるんですよ。 安心してくださいね^^
まずは、他の人がどんなつわりに悩んでいるかからご紹介します。
つわりがひどい!吐き気、生つば、食べられない・・妊婦アンケート結果
以下は、1995年5月から9月に田川市立病院産婦人科外を受診した妊娠3カ月から4カ月の者45名を対象とした.年齢は19歳から38歳までの妊婦に調査したものです。
【引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibi1954/43/4/43_478/_pdf/-char/ja】
1)つ わ り
つわりがある者は39名(87%)
つわりの程度は吐き気だけ16名
時々嘔吐が15名
毎日嘔吐8名
早朝や空腹時嘔吐32名
その他、つわりの随伴症状は顔面蒼白8名(21%)動悸が6名(15%),冷汗が8名(21%),頭痛が8名(21%)。
めまいについてはフラフラするが15名(38%),目の前が暗くなる,気が遠くなる,立ちくらみ12名(31%),ぐるぐる回る3名(8%)、いずれかの眩暈は21名(54%)ほかには腹痛,生唾,肩こりなどを訴える層もありました。
筆者自身悩まされたのは、猛烈な嘔吐と生唾が止まらない現象でした。嘔吐は・・よくありますよね。自分は入院前は水も吐いてしまう極度の症状でした。よだれについては、殆ど周囲でそのような症状を聞かなかったので悩みました。止まらないんですよ、ほんと。
つわりはどの程度で入院するのか?
「つわりなんて気の持ちよう」と、ひどい悪阻を経験していない方は言います。ですが、つわりというより、妊娠悪阻というべきひどい症状になると、生命維持も危ぶまれるほどひどい状況になることがあります。
以下の表をご覧ください。軽症と重症ではこれほどまでに症状が異なり、重症者の症状は日常生活を送ることは・・ほぼできない状況に陥ります。
【引用元:https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10677983】
インフルエンザとノロウィルスに同時にかかったかと思うほどの嘔吐悪寒のためもちろん、家事をすることなどできなくなります。
筆者が入院した際には、尿検査か血液検査をして栄養がとれているかどうかで入院の可否を決定していました。水すら受け付けない状況になっていたので即入院になりました。
あまりにひどい時には、病院に相談してくださいね。入院した際の治療方法は、絶食してひたすら点滴をうっていました。1週間もすれば元気が出て、吐き気もだいぶ収まりました。
つわりの解消法、対処法
それでは、つわりの解消法や対処法をご紹介します。一般的に言われているものと筆者が行った方法です。個人によって症状も違いますので、一個人の例として参考にしてみてください。
◆食べられない→無理して食べる必要はありませんが、何か食べやすいものを選んでそれでしばらく乗り切る。筆者は二人目以降の妊娠は比較的つわりが軽かったので、桃だけや、フライドチキンだけ食べていたというときもありました。
◆ご飯が炊ける香りが耐えられない→ご飯は炊かない
◆寝られる状況なら寝る
◆よだれはタオルや何か吐き出せるものを持ち歩く(これが一番面倒ですね)
◆夫に理解してもらい家事はゆるく行うか省略する。
つわりは、重症に近いほど上記の対策は殆ど焼け石に水です。入院まで行かないけど、かなりひどい場合の対処法の最善策は寝てることかな・・と実体験から思います。
気を紛らわせとか、何かやれば軽減するというかがいますが、それは重症の悪阻を体験していない外野の話なので気にしないほうが良いですよ、
大切なことは、つわりで絶望してしまわないことです。そのためにはなんとかこのつわり時期を乗り過ごすこと、それだけを考えて後はついででよいぐらいのスタンスで。子供を産むということはそれだけで大仕事ですから!生きてるだけで十分です。
つわりを乗り越え出産、夫のサポートを期待しない
つわりを乗り越えて、出産。本当にお疲れ様でした。つわりだけでも大変なのに、最後は出産、初産だと長時間かかる人も少なくありません。
筆者は、確か20時間以上(笑)かかりました。ありえないです・・・マラソンの最後にロッククライミングをエンドレスでやってるのかと思うほど凄かった。
軽いお産の人もいますが、たいていの初産は疲労困憊してしまいます。産後、筆者は里帰りしましたが、このコロナ禍、ご時世里帰りする方もほとんどいないでしょう。
そこでたいていの人が考えることが夫のサポート
たしかに夫の理解は大事です、そして、おむつ替えや日中の授乳の手伝いも男性はできます。ただ、多大な期待や依頼心を起こさな方が今後の夫婦の関係性を壊さないと感じています。
期待をすれば、期待に添わないことが起こるたびに相手への信頼を失っていきます。信頼を失えば、相手への尊敬の念もなくなります。
尊敬の念がなくなれば、相手のことが嫌いになります。好きで一緒になり、子供をもうけ幸せいっぱいのはずがすれ違いが起こることになる。結構多くの方が体験することだと周りを見て感じています。
夫婦円満、幸せな家族でいるために
では、どうすれば産後クライシスを避けることができるのか?筆者は解決方法として二つ提案します。
◆親に手伝ってもらう
◆産後ヘルパ―などの専門家を依頼する
親が近隣に住んでいる方は、サポートを頼むこともできます。しかし、そうではない方の方が多いのではないでしょうか?
その場合、プロに依頼することが一番の解決方法です。
まずは、ご主人にこの記事でも良いですし、お産の大変さを伝えて、なにより夫婦円満でいるために、夫への負担を減らしたいということを相談してみましょう。筆者が妊娠していた時代にはなかった、家事サービスなどが現在色々あります。
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