産前産後☆乾燥肌お悩み対策

妊婦さんの8割以上が経験する“お肌の変化”

妊娠中は、様々な体調の変化が表れやすい時期です。お肌も例外ではなく、
体やお顔の乾燥、ニキビといったトラブルが起こりやすくなります。

こうした肌トラブルは予期せぬもので、戸惑いを感じる人も少なくありません。
肌トラブルはストレスの原因にもなりますので、
トラブルが起きる前の対策とトラブル後の対象法をきちんと知り
適切なケアをしていくのがとても大事になります。

妊娠中のお肌の変化を感じている人は8割以上!?

妊娠中の変化といえば、おなかやバストアップ、体重増加、悪阻などが
真っ先に思いつきますよね!?
でも、お肌のことまで思いつくかたは、なかなかいないのではないでしょうか??

しかし、実は約8割以上の妊婦さんが「肌質の変化を感じている」ということがあります。
悪阻を経験する妊婦さんも8割程度と言われていますので、
肌質の変化は決して珍しいことではありません。

原因

① ホルモンバランスの激変
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が盛んになります。
この2つのホルモンのうち、妊娠初期に増加する「プロゲステロン」には、
皮脂の分泌を活発にしたり、メラニンの分泌を促進させる働きがあります。
また、妊娠中は体の新陳代謝も活発になるため、発汗量が増えてきます。

その結果・・・
・ニキビ
・吹き出物
・あせも
・シミ
・色素沈着

などの肌トラブルに悩む妊婦さんも少なくはないのです。

<対策>

ホルモンバランスによる肌トラブルの多くは、
妊娠中期に入るとホルモンバランスが安定するため、自然と緩和される場合が多いです。
できてしまったニキビ・吹き出物・湿疹に関しては、あまり刺激を与えないよう、
シャンプーやリンス、ボディーソープ、洗顔など
体に触れるものを低刺激のものに変えてみるといいかと思います。

また、患部の触りすぎ・こすりすぎにも注意しならが、
体やお顔を洗うときは優しく洗い流しましょう!

妊娠中はシミができやすくなるため、しっかりと紫外線対策をすることをお勧めします。
低刺激性の日焼け止め、紫外線カットの帽子やアームカバーなど
日焼け対策グッツを利用するといいかもしれません!

<ニキビ・吹き出物・あせもが気になる方におすすめ食材>

解毒作用がある食材とビタミンB群が多く含まれる食材をとると湿疹が落ち着くかもしれません。
長芋、れんこん、にら、まいたけ、しいたけ、こんにゃく、切り干し大根、カブ、
菜の花、青梗菜、小松菜、梅干し、ドクダミ茶

<おすすめレシピ>
かぶのゆかり漬け
<材料>
かぶ    2個
ゆかり   小1
梅干し   1個<作り方>
① かぶの皮をむいてイチョウ切りする。梅干しは種を取り細かく刻む
② ジプロックの中に①とゆかりを入れて30分程度漬ける
※生のかぶは、デトックス効果が高いため、体に赤い湿疹ができてしまった時や、食べすぎてしまった時におすすめの食材です。

<シミ・色素沈着が気になる方におすすめ食材>

お肌のターンオーバーを高め、血流を良くする食材がおすすめです!!
大葉、セロリ、玉ねぎ、のり、にんじん、だいこん、小松菜、かぼちゃ、
レモン、パセリ、キウイ、春菊、豚足、鶏の軟骨

<おすすめレシピ>
かぼちゃのサラダ
<材料>
かぼちゃ   100g
パセリ    少々
マヨネーズ  大1
しょうゆ   小1/2
砂糖     小1/2
<作り方>
① かぼちゃの種を取り除き、薄切りにする。
②耐熱皿にのっけてラップをし500W10分電子レンジでチンする。
③かぼちゃを熱いうちにマッシュして、刻んだパセリと調味料を混ぜる(パセリの量はお好み)
※かぼちゃとパセリはビタミンC・ビタミンEがたくさん入っていてお肌の新陳代謝をアップしてくれます。
シミ・色素沈着だけでなく、日焼け後のケアとして食べていただいても良いです。

 


② 食事バランスの乱れ(血液の不足)
中医学では、人間の体は「気」「血」「水」の3つから作られていると考えられています。
そのうちの「血」は体に栄養や潤いを巡らせ、各臓器に届ける役割があります。
妊娠すると、母体は通常の1.5倍(ピーク時)もの血液量を必要とするようになります。
さらに産後は、悪露や母乳などで血液の消耗が激しくなるため、より一層血液の必要量が増します。

<対策>

ただ単に「血」を補うのではなく、質の良い血を増やし、循環させることが重要です。
古い血を新しい血に変えて増やし、体を温め循環させましょう!

冷え対策
・冬は手首、あしくび、首の3つの首を温める
・レギンスをはく
・お風呂にしっかりと使う(入浴剤も使うと体が覚めにくくなります)
・冷房がきいた部屋にずっといない
・程度な運動やマッサージをする
・体を冷やす夏野菜や冷たい飲み物の摂りすぎに注意

できるだけ妊娠前~産後1年間(授乳期間)はしっかりと対策をしていきましょう。

<体の乾燥・痒みが気になる方におすすめ食材>

体に潤いを与え、血を補える食材がおすすめです!!
れんこん、白ごま、白菜、はちみつ、えのき、たら、かつお、鮭、鶏肉、にんじん、
しいたけ、レバー、黒豆、ほうれん草、ぶどう、うなぎ、なつめ、クコの実、ヨモギ茶

<おすすめレシピ>
鮭のホイル焼き
<材料>
鮭    1切れ
えのき  1/4束
にんじん 1/4本
白菜    50gたれ
味噌    大1
砂糖    大1
すりごま  大1
溶かしバター小1
<作り方>
① 鮭は水で洗う
② えのきは1/3カット、にんじんは千切り、白菜は短冊切りにする
③ 調味料はすべて混ぜておく
④ アルミホイルに②の野菜と①の鮭をのせて包む
⑤ フライパンに3㎝水を張り加熱する。沸騰したら④の鮭を入れて蓋をして5分蒸し焼きにする
⑥ 食べる直前にたれをかける
※鮭とにんじんは「血」を補い、えのき・白菜・すりごまは体に潤いを与える食材です。
白色の食材は潤いを与えてくれる食材が多いので、ごまは黒ゴマではなく白ごまを選ぶのがポイントです!
ごまは、潤いを与えるだけでなく、便通効果もあるので妊娠中の便秘の方にもおすすめ食材になります。

 

シミとシワの原因になる肌の乾燥をおさえよう

妊娠中・産後のお肌の乾燥は、のちにシミやシワの原因にもなります。
気づいた時には手遅れ・・・ということがないよう、
今から日頃のお食事やスキンケアを見直していきましょう。

産後ヘルパー株式会社では、美容によい食事の提供や、お顔のマッサージを
ご自宅で受けられるという点が非常に喜ばれています。
ご興味がある方は、是非ご利用ください!

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